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2011年08月21日

北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】

北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
今日は、笠ヶ岳。今回の縦走の最後の百名山です。なんとか予定どおり到着したい。5:25三俣山荘キャンプ場を出発。幸い雨は降っていないが、ガスっていて景色は望めません。




北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
6:30三俣蓮華岳に到着。ガスっていて風も強かったです。




北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
7:50双六岳に到着。ガスっていて、これまた風が強かったです。やっぱり巻道を行ったら良かったかなと思いつつ、ルート・ハンターだし俺、と稜線コースの選択について自分を納得させ進みます。

稜線コースなんで、天気悪い日は北西風の風がもろに吹き付け寒いので、手袋あるといいかもしれません。




双六岳から双六小屋までのルートなんですが、いわゆるマーキングが殆どなくて、石のビラミッドみたいなものが等間隔であって、それを目印に進みます。一瞬不安になりましたが、注意して進めば大丈夫でした。


北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
8:42双六小屋に到着。トイレ休憩とパンとソイジョイでエネルギー補充。




北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
小屋の裏側にテン場があるが、凄い広さでびっくりです。天気が良い日は気持ち良さそうでした。トイレも小屋の外に綺麗なのがあるので、テン場利用者にも便利そうです。




北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
9:57花見平に到着。なかなか綺麗なお花畑が広がってます。




10:09弓折岳分岐に到着。鏡平と笠ヶ岳方面へ向かう道の分岐です。今日一緒になった登山者の多くは、新穂高温泉へ降りるのが多かった。天気悪いしね。




北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
10:21弓折岳に到着。ガスってますな。





途中、前夜双六山荘にテント泊され、今日は笠ヶ岳に登られる男性の方と一緒になって、抜きつ抜かれつ休憩時にお話しながら登りました。私が室堂から登って来たことを話したらびっくりされました。





ここでアクシデント発生!笠ヶ岳方面から降りて来る方がいて

登山者:笠ヶ岳はもうすぐですか?

私:今向かっている所ですよ。どちらから登られたんですか?

登山者:笠新道です。

私:私はまだ笠新道の分岐見てませんから、道、間違って、逆に来てると思いますよ。

登山者:そんなはずはないでよ。

なんていうやりとりがあって、あんまり信じていないようでしたので、私の地図を出して、時計のコンパスを併せ、笠ヶ岳は南にあるので、その方は北へ向かっていると説明すると、納得され、笠ヶ岳まで一緒に行って一緒に行くことになりました。




私は休憩する時間帯でもあったのですがタイミングを逃し、歩き続けることになりました。まあ、あと1時間だからなんとかなるっしょ。




北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
14:05抜戸岳分岐に到着。ピークは踏まず進む。




北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
14:10笠新道分岐に到着。ここで、先ほどの登山者は間違っていたことに納得されていました。




北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
15:28笠ヶ岳山荘に到着。小屋の申し込み前に、笠ヶ岳を登りに行きます。

笠ヶ岳山荘
http://kasagatake.com/



北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
15:51笠ヶ岳山頂に到着。

北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】




ちょっと注意が必要なんですが、山頂入口に「笠ヶ岳山頂」と書かれた左の矢印型の看板があるのですが、それは山頂の看板でなくて、その矢印のとおり左に進むと本当の山頂の看板がありますので、ガスっている時などは特にご注意ください。




ちょうど山頂でご一緒になった茨城県から来られたご夫婦と写真を取り合って、笠ヶ岳山荘までおしゃべりしながら帰りました。やはり室堂から登ってきたことを告げると驚かれました。写真ありがとうございました!




泊まり最終日の今日は、笠ヶ岳山荘の小屋泊まることにしました。実は、持参したエア・マットに穴があいて壊れてしまったのと、雨で衣服が濡れていたので、まあ最後は贅沢にということで、迷わず小屋泊まり(夕食のみで8000円)となりました。



北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
夕食時間まで、他の登山者の方と談笑したり、雑誌を読んだりして過ごしました。小屋の方に伺ったところ、この天気のため、キャンセルが相次ぎ、この日はとても登山客が少なかったようです。そのため、寝床も1人で布団1枚に寝ることができ、快適な宿泊となりました。




北アルプス縦走⑥(三俣~双六岳~笠ヶ岳)【23.8.18】
その後、17時から、夕食。まともな食事は1週間ぶりですが、とても豪華な夕食でした。




食前、食後、テーブル席で、同席になった方と談笑していました。兵庫県から来られたご主人とご婦人のお二人は、登山の他に、きのこ取りをされているそうで、とても興味深いお話を聞けて楽しかったです。また、野草などもただいま研究中ということで、極めたら食事のレシピの幅が広がること間違いなしですね。羨ましい。




まったり談笑しておりますと、18:20頃、急に騒がしくなりました。なんと、山荘から10分程下ったところで、力尽きて動けなくなっているグループ(そのうち1人が動けなくなった模様)がいるので、小屋に連絡をしてほしいという伝言を、別の登山者の方が伝達されに来られました。




小屋のご主人は、若いスタッフに、至急レスキューの準備を命じられ、速やかに出発し、救助に向かわれました。




特段の怪我もなかったようですが、だいぶご高齢の男性3人組で、グループのメンバーの体力と山の規模と天気、出発時間がマッチングしていなかったように感じました。私も気をつけたいなと思いました。




【本日のコースタイム】
5:25三俣山荘→6:30三俣蓮華岳→7:50双六岳→8:42双六小屋→10:09弓折岳分岐→10:21弓折岳→14:05抜戸岳分岐→14:10笠新道分岐→15:28笠ヶ岳山荘→15:51笠ヶ岳


翌日へと続く。

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Posted by バックパッカー at 08:08│Comments(0)山旅の話
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